ペンバートンのキースハット

バンクーバーから北に190km離れた場所に、キースハットと呼ばれる山小屋に向かう人気のハイキングトレイルがあります。このトレイルは、セリスクリークと呼ばれる地域に位置しており、美しい自然が広がる場所です。今回は、このキースハットのハイキングトレイル、セリスクリークトレイルについて、詳しく紹介していきます。

雪のないトレイル

トレイルの概要
セリスクリークハイキングトレイルは、ジョフリー山の北側の谷間を通り、トレッキングを楽しむことができます。全長は約5kmで、往復で約10kmとなります。標高差は500m弱なので急斜面もほとんどなく、静かな森の中をゆっくり歩いていく事ができます。このトレイルは、通年通してに人気があります。雪のある季節はバックカントリースキーやスノーシューを楽しむ人で賑わい、夏は比較的簡単なハイキングトレイルとして人気があります。キースハット周辺には氷河を見れる場所もあり、絶景を楽しめます。

雪のないトレイルを歩くスキーヤー

トレイルの特徴
セリスクリークハイキングトレイルは、比較的緩やかな斜面を登るため、初心者でも安心して楽しむことができます。途中には、美しい小川があり森を抜ければ氷河を含む山々を見ることができ、トレッキングをしながら、豊かな自然を満喫することができます。春先、5月中はトレイルは雪解けでぬかるんでいたり水が流れているので濡れに強いブーツの使用をお勧めします。トレイル沿いには、様々な野生動物が生息しており、熊やシカなども見ることができます。トレイルの終点には、キースハットがあり、小屋での宿泊も可能です。

アクセス方法
このハイキングトレイルは、バンクーバーから北に190km離れた場所にあります。車でのアクセスが最も便利で、バンクーバーから車で約2時間半ほどで到着することができます。冬は雪道になりますが、夏はハイウェイを運転するだけなのでレンタカーでも簡単に行けます。

山小屋での生活

山小屋 -Keith’s Hut-
この小屋は最大14人まで泊まれて、ウッドストーブ、ソーラーライト、シンク、そして雪を溶かして水を作るための大きな鍋も用意されています。また、小屋から西に200m離れた場所には、雪がない期間に利用できる水タンクがあります。宿泊費は寄付制になっていて決まった金額はありませんが、寄付金で山小屋の整備や薪ストーブの薪を購入しているので10−20ドルほど払っていくといいでしょう。人数が多いグループについては、最低20ドルの寄付を1人1泊でお願いすることがあります。寄付はオンラインで行えます、下記のご利用される場合は下記のリンクより寄付してください。

https://www.canadahelps.org/en/charities/keith-flavelle-memorial-hut-society/

リンク先は上記のような画面になっているので、Donation Amountと書かれている場所に金額を記入して進んでください。

上記のマップを参考にトレイルを探してみてください。
黄色は夏道、青は冬道です。


雪の囲まれた世界と山小屋

さてここまではトレイルと山小屋の大まかな説明、ここからは僕が冬から春にかけてキースハットに来た時の話と写真を紹介します。上の写真は2月中です。コーストマウンテンでも一歩内陸に入った場所なので、スコーミッシュやウィスラーと比べると雪質はいいです。ウィスラーではちょっと気温が高くて重い雪が降った時にこのエリアにいくといい雪が楽しめます。僕のおすすめスポット。

ジョフリー山とスキーヤー達

山小屋は上の写真の右側にある森の上部にあります。そして後ろに見えるのがジョフリー山、夏のハイキングで有名なジョフリー湖は山の反対側です。

上の写真は12月下旬と2月中に撮った写真。晴れの写真は12月で若干雪は少ないですが、十分楽しめます。2月にもなればかなり深い雪が待っています。12月の写真は過去に日本のThe North Faceのアスリートと共に山に行き撮影を行った時のもの、スキーヤーの川口徹とスノーボーダーの渡辺雄太が攻めの滑りを見せてくれました。アクセスも比較的簡単なので、山小屋ベースで種編の斜面で3日間撮影。ここからいくつか写真を紹介します。

満点の星空と暖かく光る山小屋

晴れた日の夜は星が本当に綺麗だった。スコーミッシュ周辺は街の明かりが強くてここまで星は見えない、やっぱり無限に広がる星空は大自然を感じる。滑りの撮影も晴天を当てる事ができて本当に良かった。この写真に写っている場所は比較的山小屋から近い場所で、このほかにも斜面は延々と広がります。バックカントリーを楽しみに冬にも行きたいと思っている方は秋に投稿予定のブログを楽しみにしていてください。過去に行った撮影からブログ記事を作る予定なので、2023年秋をお楽しみに!


山小屋で談笑する仲間

さて続いて紹介するのは5月に行った時の写真たち、日本のアウトドア雑誌Wildernesssの取材で行った時の撮影。ウィスラー周辺のバックカントリーを紹介するものでした。無人小屋が点在するカナダの山、自由に使って寄付金を払って掃除をして出ていくという完全利用者管理型の山小屋。きっと日本ではあまり馴染みのないスタイル、カナダ西海岸の山にはこのような山小屋がいくつかあります。

このトリップでは山小屋に一泊して、周辺の斜面を滑って景色を楽しむのが目的。天気はあいにくの曇りで春の気持ち良い陽気にはなりませんでしたが、ウィスラーでスキーガイドをする柳沢純さんの案内で楽しい時間を過ごしました。長年このエリアに通う柳沢さんの話はとても興味深く、自然、山、そして氷河といったカナダならではの大自然にまつわる話を聞く事ができました。

ガイドと雪山を楽しむランチタイム

ランチ休憩をしながら山の話をしてくれる柳沢さん。流石、いろんなことを知っています。ここからもう少し標高を上げて山小屋に向かって滑走。晴れてはいなかったけど、気持ちのいい春スキーを楽しみました。

キースハットエリアの想像はついたでしょうか?興味のある人はぜひ友達を誘って行ってみましょう!山小屋までなら早い人で2時間前後で行けちゃいます。ゆっくり歩いても4時間あれば到着します。特に夏のトレイルは簡単なので日帰りハイキングで様子を見にいくのもあり、ワーキングホリデーでバンクーバーに住んでいるけどちょっと離れてアドベンチャーがしたい人にはオススメです。

みんなも氷河を目前に美味しいご飯を食べましょう!