2026/06/20 快晴のスコーミッシュ!10日間続く青空と、夏の岩場を快適に登る日陰ハック|スコーミッシュ Daily
ここ数日のスコーミッシュ(Squamish)は、文字通り雲一つない完璧な快晴が続いています。
長期予報を見ても、なんと「10日間連続で晴れマーク」が並ぶという、アウトドアマンにとってはこれ以上ないギフトのような天候です。当然、現在のクライミングコンディションは「最高」の一言に尽きます。少し前に降った雨の水分も完全に飛び去り、雨上がりにありがちな「森の中にじっとりと漂う不快な湿気」も一切なくなりました。人気のボルダリングエリアであるグランドウォール(Grand Wall Forest)のコンディションもパリッと乾燥しており、フリクションは抜群の状態です。
ただし、ここまで連日晴天が続くと、日中の「日差し(直射日光)の強さ」が少し強めになってくるのもまた事実です。岩肌に太陽の光がガンガンに当たると、花崗岩が熱を持ってしまいます。そのため、これからの本格的な夏シーズンをスコーミッシュでサバイブするためには、「日中の強い日差しを避け、いかに効率よく日陰のルートを探して登るか」が非常に重要な戦略になってきます。
夜20時30分の「スタワマス・チーフ(The Chief)」

今回アップした写真は、夜の20時30分頃という、遅い時間帯に撮影したスタワマス・チーフ(Stawamus Chief)の姿です。
夏至を目前に控えたこの時期のスコーミッシュは圧倒的に日が長く、日没時間は21時24分頃。20時半を過ぎても周囲は驚くほど明るく、この「終わらない1日」こそがSea to Skyの夏の最大の魅力であり、夜遅くまでフルに行動できる最高の贅沢です。
この時間帯にチーフの巨大な岩壁を見上げると、チーフのアイコンとも言える巨大な岩壁の大部分はすでに太陽が完全に回り込み、すっぽりと涼しい影(日陰)の中に入っています。一方で、壁の最上部にあたる「ノースウォール(North Wall)」のトップ付近だけに、燃えるようなオレンジ色の夕日が美しく当たっているのです。
日中の気温がぐんぐんと上がって30度近くになるようなタフな日には、この「夕方以降に大部分が日陰になった涼しいコンディション」を狙って登りに行くのが、現地のローカルクライマーたちの間では賢い定番のオプションとなっています。
マルチピッチに向かう人は必ず「ヘッドランプ」の持参を!
夏至近辺の明るさに慣れてしまうと、「まだ21時過ぎなのにこんなに明るいから大丈夫」とついつい油断してしまいがちです。特にチーフでマルチピッチをして、山頂からトレイル(裏ルート)を歩いて下山してくる計画を立てている方は、ザックの中に必ず人数分の「ヘッドランプ」を常備してください。
なぜなら、スコーミッシュのバックカントリーやチーフの下山トレイルは、深い森の木々に覆われているからです。外がどれだけトワイライトの明かりで残っていても、うっそうとした森の中に入った瞬間、太陽の光は完全にシャットアウトされます。「陽が落ちると、森のトレイルの中は一瞬で視界ゼロの真っ暗闇になる」ということを肝に銘じておいてください。
足元が急峻な岩場や木の根で満ちている下山路でライトを忘れると、予想以上に下山に時間がかかったり怪我の原因になることもあります。ヘッドランプは、常にポケットに詰め込んで壁に向かいましょう。

では、クライミング楽しんでください。
