アウトドアが人生を豊かにしてくれる3つの理由
【記事の対象】
☞アウトドアをはじめるきっかけが欲しい人
☞キャンプとBBQ以外のイメージも持ちたい
☞アウトドアをライフスタイルとして楽しみたい人

これからアウトドアを始めたいあなたへ
こんにちは!UNTRACKEDのMasakiです。
早速ですが、みなさんアウトドアや自然体験と聞くと、どんなイメージを思い浮かべますか?
「いやーもう、毎週アウトドアしまくりだよ!」
って人も読んでくださっている人の中にはいると思いますが、
「小さい頃は家族でよく行ったような…」
「いやー学生の頃の林間学校のイメージしかない」
「水とかを自分で確保したり、動物を捕まえたりするのは無理っしょ…」(サバイバル的なイメージ?)
「アウトドア?いいねー!みんなでBBQするやつでしょー!」
って思っている人も実は少なくないと思います。
もちろん、BBQは楽しいです!が、もう少しアウトドアを日常的に、ライフスタイルとして取り込めると、
人生にもっと楽しい変化が訪れるはず!
ということで、今回はアウトドアスポーツの良さを中心に、アウトドアをオススメする3つの理由に触れていきます。この記事を通じて少しでも新しいイメージを持ってもらえたら嬉しいです。
そのまえに前提となる話を少し。(興味ない人はまえがきはとばして下さい。)
まえがき
僕のがここで話していくアウトドアの定義
「アウトドア」と一口にいっても、友人とのんびりするキャンプもあれば、トレイルランニングのように汗だくになるアウトドアもあります。そして、何も正解があるわけではありません。
ただ、イメージを持ちやすくするために、僕がこの記事でいいたいアウトドアとは、
自然の美しさや儚さを感じたり、その中で夢中で遊ぶこと。
ということにします。それに少しでも共感できそうという方は、読み進めてもらう価値があると思います。
ちなみに、自分がアウトドアを始めたきっかけは「アウトドアギアってなんかかっこいいなー」ってことに興味を持ち始めたことでした。当時読んでいた雑誌で「テントや寝袋があると好きな時にどこでも寝れるのである…」といったこと書かれていた記事を読み衝撃を受けたのを覚えています。
きっかけや楽しみ方はひとそれぞれ。
その上で、一般に言われているイメージとは少し違った視点で、僕が思うオススメする理由を書いてみます。
アウトドアを始めると人生が豊かになる3つの理由
今回特に注目したいのは、
- あくまでも自分と自然、生涯を通じて楽しめる運動になる
- 肌感のあるコミュニティに属すことができる
- いつもと違う視点で世界を見れるようになる
というポイントです。それでは詳しく見ていきましょう。
1. あくまでも自分と自然、生涯を通じて体を動かせる。

この時彼は93歳。彼の生涯については記事が3本ぐらいかけそう。
自然と、自分とどう向き合うか。
アウトドアスポーツは水泳や、マラソンのように典型的な生涯できる運動が多いです。
特に同じ運動でも、自然の中で行うものなので、勝ち負けの概念が少なく、あるのは、自分とその時の自然の関係性のみ。具体的な目標はあっても完全なる終着点はありません。自分かどう自然と向き合い、または自分自身とどう向き合っていくか。それだけです。
人間とは違う時間の流れを有する自然のなかで、人間の生涯は本当に短いものです。
もちろん年齢とともに向いているスポーツは変わるだろうと思います。
50歳のクライマー、60歳のサーファー。70歳のスキーヤー。80歳のハイカー。90歳の釣り人、etc….。
など、ありえそうなシチュエーションを書いて見ましたが、フレッド・ベッキーのように情熱さえ失わなければ93歳になっても岩場に通っていた方もいます。
運動しなきゃ!とかあまり意識せず、何かしら自然と戯れているうちに、生涯を通じたエクササイズになるっていうところが素敵だと思います。
②肌感のあるコミュニティ

左上がヨハン。とエブリン、妻のクロエと。
恥ずかしがらず、素直に。
オンライン、オフラインに限らず、コミュニティは人にとってかかせない要素の一つです。アウトドア以外でも、アートや音楽など、趣味に共通のものがあると、人種や国籍を超えて仲間が見つかりやすいですよね。
アウトドアにおいては、スノーボードショップやクライミングジム、サーフショップなどが、コミュニティのハブになっていてます。その中で、スタッフの人と仲良くなることもあれば、なんかよく出会う人だなーっていうのから始まる出会いもあると思います。
例えば、クライミングジムで同じグレードの課題をトライしている人に話しかけてみる、サーフィンの海上がりによくすれ違う人、スキー場でリフトが同じになった人など、意外とチャンスはたくさんあります。
コミュニティへの入っていき方としてのおすすめは、まずはそのハブになっていそうな場所(さっき書いたようなクライミングジムやサーフショップ、トレランイベントなど)を訪ねていき、あなたの興味あることを率直に話してみましょう。
「サーフィン初めてみたいんです!」
「クライミングで岩場に行ったこと無いんですよー」とか!
恥ずかしがらず、素直に初心者です、って伝えるのが一番効果的だと思います。あとは「こんにちはー!」という挨拶するだけで会話が弾むこともありますよ。

さらに言うと、各アクティビティが盛んな町だと町全体がスキータウンやサーフタウンになっていて、町自体の居心地がいいですし、そこでも仲間を見つけやすいです。それは海外の町にいっても同じことが言えます。
初めて訪れる国の岩場やクライミングジム、トレイル上で出会う人と国を超えて繋がっている感覚は、あなたの生涯の宝ものになるはずです。
僕自身もそういった経験をしていて、クライミングの仲間やスノーボードをする仲間はその町に行ってから見つかったりしています。
スコーミッシュで一夏、クライミングをして過ごしたスイス人のヨハンとの出会いは、僕が町のスーパーで彼に話しかけたことがきっかけでしたし、スノーボードを新調する時に、ショップで板の説明を色々として助けてくれたダイスケと一緒に滑りにいったり。
こういった出会いは、なんかぬくもりがあるというか、肌感のあるコミュニティって感じがしませんか?
③いつもと違う感覚で世界を見る

普段出会わない感覚に出会う贅沢
奈良のとある山の頂きで、僕はおにぎりを食べていました。
すると、ふと近くで鳥の羽ばたく音がします。頭上をみても、周りの木をみても見つかりません。不思議に思い、目線を遠くに移しながら見渡してみて、やっと気づきました。その音の正体は、谷を一つを挟んだ向こう側の山を飛んでいるカラスだったのです。
これは僕が18歳の時に山で初めて、一人でキャンプをした時の経験です。その時僕は山に3日間籠っていたので、そこで特殊な能力に目覚めた….わけではもちろんなく、ただただ山の中は想像以上に静かなのでした。
こういう静寂もあるんだ。という驚きと同時に、いかに日常が音で溢れているかってことにも気づきました。
普段は気にもしてないし、気づくことは少ないけど、実はそれはいつもそこにあるものたちは実はたくさんあって、
- 焚き火をしながら星を眺めたり、(いつも空に星はある)
- 月を眺めながら波の音に耳を傾けたり、(いつも波は揺らいでいる)
- 雪に覆われた森の中で、音が雪に吸い込まれていくのを経験したり
静かなテントの中では、いつもは聞こえない、スマホのVol.2ぐらいの音量で聞いても、すぅーっと心に沁みる感覚があるので驚きます。
こんな風に普段出会わない感覚に出会えることで、感覚が研ぎ澄まされるような体験をすることができます。
手始めに、深呼吸をしてから空を見上げてみてください。
研ぎ澄まされた感覚は、いつも以上に周囲への感謝が溢れてきたり、違う視点で世の中をみつめることで、新しいアイデアを生み出すのにも役立つはずです。
さいごに
自分へのメッセージ
今回はアウトドアのそのものの良さを3つのポイントに絞って書いて見ました。少しでも何かピンとくるものがあったら嬉しいです。
他にも「生きる力がつく」など色々と思い浮かぶことはありますが、また別のタイミングで書きますね!
さいごに、このブログは僕が18歳ぐらいの時に読めたらよかったなーという思いも込めて書いているので、過去の自分へメッセージを残して終わりにします。
マジでいいことしかないから自然の中に遊びに行ってみよう!怖いと感じるカテゴリーを無理にやる必要はないけど、やっていくと感覚が変わってくることもあるよ。そして、一歩踏み出せば世界が動き出すだすよ!まさに地球が君を待っているような感じ。
だからここまで読んだら、クライミングジムやスノーボードショップを探してみて。なんとなくいいバイブスを感じる場所が見つかった?いいね!最初の一歩が大切だからね。まぁさすがに今日とは言わないけど、次の休みの時に行ってみよう!5年後とかに、あの日から始まったんだよナァとかいってるはずだから。
smile:)